FX初心者の中には「損切りができない」と悩みを持つ人が多いです。人間には今の損を回避しようとする心理の働きがあります。自分のトレードルールからは外れるけど、あと5分したら、元の値段に戻るのではないか? そう考え始めると、いつか資金を塩漬けにしてしまいます。何回に一回かは、元の値段に戻ることがあるため、ルールを破ってしまう人も多いのですが、長期的に考えればデメリットが大きいでしょう。
上手な損切りを身につけるために、私が有効であったと感じることをご紹介したいと思います。
損切が出来ない理由
損切りポイントをいつ決めていますか? 上手に損切り出来る人ほど、為替のポジションを持つ前に損切りする価格を決めて注文を出しています。しかし、下手な人はこれが出来ていません。事前の予測が出来ていないと言い換えることもできます。 FXのコツとして、取引前にシナリオを建てて為替を予測し、損切りポイントを見定めておくことが必要です。こうすることで、もし損切りが必要になったとしても、納得ができるラインで損切りの注文を入れることができます。この方法なら、損切りが出来ないという事態を防ぐことが可能です。
トレードと自己コントロール
FX取引における損切りの重要性は、多くの人が力説しています。損切り出来ないという方も、知識としては損切りが必要なことを十分理解している場合が多いです。ただし、知っていることと出来ることには差があります。わかっているけれど出来ないというジレンマに苦しむ人が多いことが損切りの特徴です。これは人間の感情が関係しています。 有名トレーダーでも、億の資産を持ちながらも、感情が抑えられずに1回のトレードで資産をすべて溶かしてしまう・・・そんな事もあります。
どうしても、自己コントロールができない時は、レート通知アプリでアラートを設定してスマホやパソコンを見ないように取り組んでいました。
自己コントロールに自信が無い人にはとてもおすすめできる方法です。
コントロールに自信がない人へ
システムトレードをトレードに取り組むことが出来れば値動きに感情を惑わされることなく取引を進める事が可能です。経験で培う自信は投資リスクが伴いますが、シミュレーションはノーリスクで行えるからです。 予め決まったルールでトレードすることのリターンが分かれば、取引も簡単です。また、一定額で損切りできますので、損切りができないということもなくなります。
エントリーした時はシナリオが描けている人も、知らず知らずの内に独自解釈で都合よくシナリオを曲げてしまっていることがよくあります。シストレをうまく活用できれば都合の良い解釈を避けることもできるでしょう。最初はシステムトレードを作ることに時間がかかるかもしれません、しかし最近では取引ツールにシミュレーション機能を持っている物もあります。
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システムトレードの敷居は年々下がっていると言えるため、感情コントロールが難しい人で興味がある人は、 ノーリスクなシステムトレード しょうか?